「どのバットを買えばいいか分からない…」
草野球を始めたばかりの初心者が、まず悩むのが“バット選び”です。店頭やネットでたくさん並ぶ中、「結局どれがいいの?」という疑問を持つ方も多いはず。
今回はそんな悩みを解決するために、バットの基礎知識とタイプ別のおすすめバットを紹介します。
バット選びで注意したいポイント
初心者にありがちな失敗が「重すぎるバット」「短すぎるバット」を選んでしまうこと。
打球を飛ばしたい気持ちでトップバランス&重量級を選ぶと、振り遅れてフォームが崩れる原因に。
逆に軽すぎても打球が飛ばなかったり、スイングが不安定になります。
だからこそ、自分に合った長さ・重さ・バランスを選ぶことが何より大切です。
【初心者に木製バットはおすすめしない理由】
「木製バットってカッコいいし、プロも使ってるから自分も使ってみたい」
そう思う方もいるかもしれません。でも、初心者にはあまりおすすめできません。
- ミートが上手くないとすぐに折れる可能性がある
- 打球の飛距離が出にくく、扱いにくい
- 技術が求められ、フォームが安定していないと逆効果になることも
木製バットは、上達後の“フォーム固め”や“芯で捉える感覚”を養うのに最適です。
でも最初の1本としては、金属バットや複合バットの方が安心して使えます。
【できれば実物を見て選ぶのが理想】
ネットで買うのは便利ですが、最初の1本こそ、スポーツ店で実物を手に取ってみるのがおすすめです。
- 実際に構えてみると「これはしっくりくる」というフィーリングがわかる
- バランスや重さも、体格やスイングスタイルによって印象が変わる
- 店員さんに相談すれば、自分に合ったバットを見つけやすい
【その上で価格を比較して、損しない買い方を】
フィーリングが合ったバットが見つかったら、ネットで同じモデルの価格をチェックするのがおすすめ。
店舗限定モデルでなければ、ネットのほうが安く買えることも多いです。
つまり、
「まずは実物で感覚チェック → ネットで価格チェック → 賢く購入」
この流れで選べば、バット選びの失敗をグッと減らせます。
バット選びのカギは“バランス”にあり
バットには大きく分けて、トップバランスとミドルバランスの2種類があります。それぞれの特徴を理解して、自分に合ったタイプを選びましょう。
トップバランス
- バットの先端に重心がある
- 振ったときに遠心力が強く、飛距離が出やすい
- 打球を飛ばしたい人には魅力的
- ただし初心者には扱いがやや難しい
ミドルバランス
- 重心がバットの中央にある
- 振り抜きやすくコントロールしやすい
- スイングが安定しやすく、初心者に最もおすすめ!
長さと重さの選び方
バットは「軽くて短い方が振りやすい」と思われがちですが、個人的には“少し長め”をおすすめします。
なぜなら、長めのバットなら短く持って軽く扱うことができるからです。
後々振れるようになったときに、本来の長さでフルに使えるようになります。
目安の長さ・重さ
身長 | バットの長さ目安 |
---|---|
150〜160cm | 80cm前後 |
160〜170cm | 82〜83cm |
170〜180cm | 83〜84cm |
180cm以上 | 84〜85cm |
重さは700g〜750g程度が初心者向けのバランス。軽すぎると打球が飛ばない、重すぎると振り遅れるので注意。
初心者におすすめのバット3選
【コスパ最強】ゼット 軟式金属製バット GODA-DW
楽天で見る- タイプ:金属バット(ミドルバランス)
- 長さ:84cm
- 重さ:約670g
- おすすめポイント:軽くて振りやすく、コスパ抜群。最初の1本にピッタリ!
【王道バット】ミズノ VKONG02
楽天で見る- タイプ:金属バット(ミドルバランス)
- 長さ・重さ:82〜84cm/720〜750g
- おすすめポイント:適度な重さと安定感。高校軟式でも使える本格仕様。迷ったらコレ!
【夢が見れる】ミズノ ビヨンドマックスレガシー
楽天で見る- タイプ:複合バット(FRP製)
- 価格帯:高め(約5万円)
- おすすめポイント:圧倒的な飛距離性能。芯を外しても飛ぶ。初心者でも扱いやすい。
→ 資金に余裕があるなら、かなり夢が見れるバットです!
まとめ|最初の1本は「振れるバット」を選ぼう
最初に選ぶべきバットは、とにかく“自分が振れること”が一番大事です。
「飛ばすこと」よりも「振れること・当てられること」からスタートするのが、上達への近道。
- ミドルバランスでコントロール重視
- 少し長めで調整の幅を持たせる
- 予算と相談しながら、納得できる1本を選ぼう!
バット選びで悩んだら、この記事がその一歩目になれば嬉しいです。
あなたの草野球ライフが楽しくなりますように!